フォーム営業ツールとは

フォーム営業ツールとは、企業のWebサイトにある問い合わせフォームやメールアドレスに対して、営業メッセージを自動で送信するサービスです。営業リストの作成から送信、開封確認やフォローアップまでを一括で管理でき、テレアポや飛び込みに比べて低コストで大量のアプローチが可能です。

7社比較表(料金・機能・送信方式)

2026年3月時点で利用可能な主要7サービスを比較しました。月額料金は最も安いプランの価格です。

サービス名 月額料金
(税別)
送信方式 リスト作成 フォローアップ 特徴
HIROGARU 8,800円 テンプレ あり
(企業DB検索)
なし 低価格で始めやすい
Lead Dynamics 3.9万円 テンプレ あり
(企業DB付属)
なし フォーム自動入力。送信代行型
SakuSaku 4.0万円〜 セミカスタム
(人力+テンプレ)
あり
(人力リサーチ)
なし 人力で文面カスタマイズ
GeAIne - AI生成 あり あり 2025年にサービス終了
Knockbot 5.0万円〜 テンプレ あり
(DB連携)
一部あり 問い合わせフォーム特化型
Listers form 3.5万円〜 テンプレ あり
(企業DB検索)
なし フォーム送信に特化。シンプル
Makasel 3万円〜 持込+作成対応 あり
(自動構築)
- フォーム送信型。原稿持ち込みまたは文面作成に対応

補足: 上記の料金は各社の公開情報に基づく2026年3月時点の目安です。プランや送信数によって変動します。最新の料金は各社の公式サイトでご確認ください。

各ツール詳細レビュー

HIROGARU

月額8,800円という低価格が魅力。企業DBから条件を指定してリストを作成し、テンプレート文面を一括送信できます。「まず試してみたい」という段階の企業に適しています。ただしフォローアップ機能がなく、送信後の追客は手動で対応する必要があります。送信方式はフォーム投稿型で、テンプレート文面のみ対応です。

Lead Dynamics

問い合わせフォームへの自動入力・送信に特化したサービス。企業DBが付属しており、業種・地域で絞り込んだリストに対してフォーム送信を代行します。月額3.9万円から。送信速度が速く、短期間で大量にアプローチしたい場合に有効です。一方、メール文面は固定テンプレートのため、パーソナライズが必要な場合は別途工夫が要ります。

SakuSaku

人力でのリサーチとセミカスタマイズが特徴。テンプレートをベースに、送信先に合わせてスタッフが文面を微調整します。完全なテンプレートよりは反応が出やすいとされますが、人力のため送信数の上限やコストがネックになりやすいです。月額4万円からで、送信数によって追加料金が発生します。

GeAIne(サービス終了)

AIを活用した営業メール自動生成の先駆者でしたが、2025年にサービスを終了しました。AIで送信先に合わせた文面を生成し、フォローアップまで自動化する機能を持っていました。GeAIneの終了は、この市場でAI活用型のサービスが減ったことを意味します。現在、同様のAIパーソナライズ機能を提供するサービスは限られています。

Knockbot

問い合わせフォームへの自動送信に特化。DB連携でリストを作成し、テンプレート文面を送信します。一部プランでフォローアップ機能も備えています。月額5万円からと中価格帯で、フォーム送信の到達率に定評があります。ただし、メール送信には対応していないため、フォームがないWebサイトにはアプローチできません。

Listers form

フォーム送信に特化したシンプルなサービス。企業DB検索でリストを作成し、テンプレート文面をフォーム経由で送信します。月額3.5万円からで、機能を絞った分だけ使いやすい設計です。フォローアップ機能はないため、送信後の追客は別途必要です。

Makasel

原稿持ち込みプラン(月額税込33,000円〜)とベーシックプラン(文面作成込み・月額税込55,000円〜)の2メニューを用意。ベーシックプランでは、送信先企業のWebサイトを読み取り、業種・サービス内容・所在地に合わせて1通ずつ文面を作成します。問い合わせフォームへの送信に特化したサービスです。

テンプレ型 vs AIパーソナライズ型の違い

フォーム営業ツールは大きく「テンプレート型」と「AIパーソナライズ型」の2種類に分かれます。月額料金だけを比較するとテンプレート型が安く見えますが、本当に重要なのはリード1件あたりの獲得単価です。

比較項目 テンプレート型 AIパーソナライズ型
月額料金の目安 0.8〜5万円 5.8〜20万円
返信率(業界平均) 0.3〜0.5% 2〜5%
1,000通送信時のリード数 3〜5件 20〜50件
リード1件の獲得単価 7,600〜38,000円 1,960〜4,900円
文面の質 画一的(全社同じ文面) 個別最適(1社ずつ異なる)
受信者の印象 「また営業メールか」 「うちのことを調べてくれている」

テンプレート型は月額が安い反面、返信率が低いためリード1件あたりの単価が高くなりがちです。一方、AIパーソナライズ型は月額は上がるものの、1社ずつ個別に文面を作り込むのが特長です。

特に商材の単価が高い業種(人材紹介、コンサルティング、法人向け不動産など)では、リード1件の価値が数十万〜数百万円になるため、リード単価の差がそのまま利益の差に直結します。

選び方のポイント3つ

1 月額ではなく「リード単価」で比較する

月額3万円でも返信率0.3%なら、リード1件あたり3万円以上。月額10万円でも返信率3%なら、リード1件あたり約3,000円。月額料金だけでなく、想定される返信率からリード単価を逆算して比較してください。

2 フォローアップ機能があるかを確認する

営業メールは1通目で返信がなくても、2通目・3通目で反応が来ることが多いです。フォローアップ機能がないツールでは手動で追客する必要があり、その分の人件費と管理工数がかかります。自動フォローアップがあるツールを選ぶと、追客の取りこぼしを防げます。

3 自社の商材単価と送信数のバランスを考える

商材単価が低い(数万円)なら、低コストで大量に送れるテンプレート型が合います。商材単価が高い(数十万円以上)なら、返信率が高いAIパーソナライズ型のほうがROIが良くなります。自社の受注単価から逆算して、月額コストに見合うリード数が取れるプランを選んでください。

まとめ

フォーム営業ツールは「テンプレート型」と「AIパーソナライズ型」で、料金も成果も大きく異なります。月額料金の安さだけで選ぶと、結果的にリード獲得単価が高くなるケースが少なくありません。

GeAIneの終了でAI活用型のサービスが減った今、自社の商材単価とターゲット業種に合ったツールを選ぶことが以前にも増して重要になっています。

まずは少ない送信数で試し、返信率とリード単価を実際に確認してからプランを上げるのが失敗しにくい進め方です。

フォーム営業を試してみませんか?

Makaselはリスト作成から文面生成、問い合わせフォームへの送信までまとめて代行。原稿持ち込みプラン(月額税込33,000円〜)とベーシックプラン(文面作成込み・月額税込55,000円〜)の2メニューから選べます。

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